2019年4月のイエローナイフでのオーロラ観測、4日目のログです。
会社の後輩(カリメロ君)に「今回のログは手抜きですね」と言われてしまいましたので、本日は多少ちゃんと書きます。本日は少々遠征して、盛大なオーロラのブレークアップにも遭遇できましたので、書く&貼るネタはあります。
イエローナイフ周辺の天気予報も悪くはなかったのですが、より安定した晴天を求めて本日は西へ相棒を走らせます。
イエローナイフから約100km西のベーチョコ(Behchoko)へ。上のgoogleマップではレイ・エゾ(Rae-Edzo)となっていますが、現在の正式な町の名称はベーチョコらしいです(https://www.tlicho.ca/community/behchoko)。
ロケハンも兼ねていましたので、まだまだ明るい午後8時頃に現地着。相棒を止める場所と撮影ポイントへのアクセスを確認しておきました。
なお、本日に限らず、撮影ポイントについては、日本を出る前にgoogleマップの衛星写真並びにストリートビューで仮想ロケハンして目星を付けています。
とはいっても、googleマップ上の情報は最新ではない(季節も違ったり)ので、実際に足を運ばないといけません。まだ雪が残る時期は特に。
ロケハンを終え、近くの公園(10kmくらい離れたところ)で軽めの夕食を。
イエローナイフのスーパーで調達したサッポロ一番。清々しい冷気が最高の調味料です!
ベーチョコに戻り、ロケハンした場所へ。
午後10時前。綺麗な夕暮れ。左端には三日月です。
よりよい撮影場所を探して、まだ凍結している川の上をスノーシュー(かんじき)を履いてウロウロ。三脚にもスノーシューを履いてもらいました(先端の丸いパーツです)。
午後11時過ぎ。徐々にオーロラさんは出てきてくれました。
陸橋を通過する車のライトと絡めてみました。
まだまだ穏やかなオーロラです。
左の陸橋の上には天の川です。オーロラに露出を合わせているのではっきりしませんが。
日付が変わった午前0時過ぎ。
オーロラは次第に南の空へ移動します。
たまには縦構図で。
円周魚眼(風)に。画面の下が南、左が東です。
午前1時半頃。
赤いオーロラ!フィルター改造機(D5500改)での撮影です。
本日は比較的早い時間からオーロラさんは広がってくれました。
しかし、やっぱりオーロラ観測の醍醐味は全天に広がるブレークアップですね!
撮影開始から約4時間が経過した午前2時半頃、ようやくお待ちかねの時間!
以下、オーロラのブレークアップの模様です。
南の空から一気にオーロラは広がりました。
広角レンズ(フルサイズのカメラで14-15mmくらい)では収まらなくなります!
こうなるとやはり魚眼レンズです。周辺が歪むのは仕方ないです。
gifアニメで。オーロラの光で空が一気に明るくなるのがわかります(露出は一定です)。
また円周魚眼(風)に。
北側の空に移動してもまだまだ元気なオーロラさん!
またまた円周魚眼(風)に。もはや全天オーロラにつき、カメラ3台フル稼働!
うーん、素晴らしい。大満足です。4時間以上、氷点下で粘った甲斐がありました!
カメラは霜だらけになってしまいましたが、問題なく動作してくれました(エントリー機のD5500でも)。ニコンのカメラは本当に頑丈です。
午前3時頃に撤収です。
カメラバッグも霜だらけになりました。
ほどよい気温でしたが、さすがにずーっと外に出ていると冷えましたね。
午前4時半頃に宿に到着。イエローナイフ周辺は雲が広がっていました。たまたまかもですが、遠征したのはよい判断でした。
雲見酒しつつ、ご機嫌で就寝しました。