年末年始はグリーンランドでオーロラ観測してきました。
おさらい。グリーンランドの場所。
北米大陸とアイスランドの間にあります。
世界地図で真っ白に塗りつぶされていて、一体ここには何があるんだろう?人が住んでいるのか?と思った方も少なくないはず。
実際、私もこんなところ(失礼!)に行くことになるとは、オーロラ中毒を発症する以前は想像もしませんでした。
今回の旅程です。9泊11日です。
12月28日 | フライト:羽田→関西→ヘルシンキ→コペンハーゲン <コペンハーゲン泊> |
12月29日 | フライト:コペンハーゲン→カンゲルルスアーク(グリーンランド到着) <カンゲルルスアーク泊> |
12月30日 | フライト:カンゲルルスアーク→イルリサット <イルリサット泊> |
12月31日 | <イルリサット泊> |
1月1日 | <イルリサット泊> |
1月2日 | フライト:イルリサット→カンゲルルスアーク <カンゲルルスアーク泊> |
1月3日 | <カンゲルルスアーク泊> |
1月4日 | <カンゲルルスアーク泊> |
1月5日 | フライト:カンゲルルスアーク→コペンハーゲン <コペンハーゲン泊> |
1月6日-7日 | フライト:コペンハーゲン→ヘルシンキ→関西→羽田 |
日本からグリーンランドに行く場合には、デンマークのコペンハーゲン経由が一般的です(シーズンによってはアイスランドからのフライト、カナダ東部からのアクセスもあるみたいです)。
実はグリーンランドは国ではなく、デンマークの自治区です(今回の旅行計画を立てるまで知らなかった。。)。なので、本国のコペンハーゲンから年間を通して定期便があります。
コペンハーゲンからグリーンランドへの飛行機は、カンゲルルスアーク(Kangerlussuaq)に飛んでいます。カンゲルルスアークは世界屈指の晴天率と言われており、オーロラでそこそこ有名な場所。
グリーンランドでは、カンゲルルスアークに加え、氷河が世界遺産に指定されている、イルリサット(Ilulissat)に滞在しました。
では、初日、日本出発からコペンハーゲン到着までのログです。
と、いきなり脱線。今回の旅のお供を紹介。
カメラ3台です。。今回から1台増えました。
写真左:富士フイルムX-T2
写真右下:ニコンD750(今回から導入、自身初のフルサイズ機)
写真右上:ニコンD5500改(今回から導入、赤外線フィルター改造済み)
カメラバッグはピークデザインのトラベルバックパックです。こちらも今回新たに調達。
機材の詳細は別の日のログ(曇天につきネタがない日)で書こうと思います。ここでお伝えしたいのは、ただただ重かった、ということです。
まずは成田、ではなくて、羽田へ。
羽田から関空へ飛びます。今回は関空から出国しました。
2018年3月にヘルシンキまでの特典航空券を予約しようとしたところ、JAL・フィンエアーともに成田発着は空席がありませんでした。しかし、運良くフィンエアーの関空発着の便をおさえることができました(往復ビジネスで!)。
関空に到着して、フィンエアーのチェックインカウンターで手荷物を預けました。
本日の最終目的地、コペンハーゲンまでの手荷物のスルーチェックインをお願いしたのですが、ヘルシンキ→コペンハーゲンのフライトはチケット番号が異なるので、できない、と言われてしまいました。
確かにヘルシンキ→コペンハーゲンは別途手配した(いわゆる別切り航空券)のですが、同じフィンエアーの便なのに。。
これ↓が厳格に適用されたようです。
oneworldアライアンス加盟航空会社間のルール変更により、スルーチェックインサービス(搭乗券発行と手荷物の最終目的地までのお預かり)については、以下の条件に当てはまる場合のみ対象となっております。
- 単一航空券上にあるご旅程
- 複数航空券で同一の予約番号で作成されたご予約
oneworldアライアンス加盟航空会社間におけるスルーチェックインについてのご案内
(https://www.jal.co.jp/info/inter/161003.html)より
ロストバゲッジ防止目的等でこんなルールになったのだと思います。不便ですね。
ただし、上記のリンクにありますが、JALはワンワールド間でのスルーチェックインを継続してくれています。
ちなみに、去年のスウェーデン旅行では、JAL(ワンワールド)→SAS(スターアライアンス)の乗り継ぎでした。JALのスタッフの方は、最終目的地までのスルーチェックインの手続きをしてくださいました。さすがにこれは異例な気がします(親切すぎ?)。
今回、初めて関空を利用しました。
ターミナル横に長いんですね。ゲートへのシャトルトレイン走っていましたが、人混みが嫌いな私は誰もいない通路をトボトボ歩きました。
ラウンジで朝食。JALラウンジは関空にないので、恒例のカレーもなし。
予定時刻通り搭乗。
機材はエアバスA350、ビジネスクラスはヘリンボーン式です。
搭乗直前に水を買ったらシートにも水ありました。
フィンエアーのアメニティはひたすらマリメッコ。
ウェルカムドリンクはイッタラのグラスでした。傾けても倒れません。
傾けることに熱中していると、飲み物が溢れました(すでに酔っ払いか)。
その後は食事〜就寝(詳細略)。
着陸時間が近づくと、オーロラが出てきました。これで今回、ボウズは回避できました。
予定より少し早くヘルシンキに到着しました。
ヘルシンキの空港は、乗り継ぎがある場合とない場合で入国審査のゲートが別れています。今回は一旦手荷物を受け取らないとなので、乗り継ぎなしのゲートへ。乗り継ぎありのゲートに比べて遠いです。
ここの入国審査でやたら時間がかかりました。私の並んでいた列でチャイニーズと思われるおっちゃんが何か審査官とも揉めてまして。
荷物を再チェックインする時間は十分にありましたが、そもそもスルーチェックインできればこんなに待つ必要なかったのに、とイライラしました。
フィンエアーのラウンジへ。
やたら量が多い気もしますが、見知らぬ土地では食べられるときに食べておくことにしています。
コペンハーゲンへ。
コペンハーゲン着。
ヤニカス情報。ヘルシンキ空港と同様、コペンハーゲン空港の制限エリア内にも喫煙所があります。屋外の広い喫煙所なので、煙くなくてよいです。到着は夜でしたので、酒を飲んでる人もたくさんいました。
コペンハーゲンの宿は、空港直結のホテルです。
翌日の午前中にはグリーンランドへ出発しますので。
部屋は広くて綺麗でした。バスタブもあり。Hotels.comの「10パグで1パグ無料」特典でほぼタダでした。
カメラバッグ(テレビの左横)が重く、すでに肩が痛い。。
ホテル到着時点で現地の午後7時半頃でした。
このまま休んでもよかったのですが、ちょっとだけコペンハーゲンの夜景の撮影に出かけました。
ニューハウン(Nyhavn)へ。カラフルな建物が並ぶ場所です。コペンハーゲンといったらこの街並みが有名ではないでしょうか。空港から地下鉄+徒歩5分程度でアクセスできます。
自身初のフルサイズ、D750で撮影。RAWから現像した際、シャドウとハイライトの階調がしっかりと残っていて(黒つぶれ、白飛びしにくい)、びっくりしました。さすがのフルサイズ。
写真だとそれなりに街明かりが映りますが、実際は思ったより暗くて「カラフルな街並み」はわかりませんでした。日中の青空の下でも撮ってみたいです。
コペンハーゲンを訪れた記録も残せましたので、ホテルに戻って後は寝るだけ。
旅の初日はどん兵衛+金麦で締めです。