2019/2020年末年始のオーロラ観測、イヌビクから日本に戻るまでのログです。
まずはイヌビクからイエローナイフへ。
イヌビクを離れる日の朝。
今回の旅、一番(というか唯一?)の晴れ!
清々しい旅立ち、、っていまさら意味ないんじゃー(;ω;)
2年前のアラスカを思い出しました。やはり私は曇天男か。
まぁ、この歴代ワースト旅に比べれば、今回は全然マシです。
行きと同様、Archtic ChaletのJudiおばちゃんに空港まで送ってもらいました。
イヌビクの空港にも白くまがいます。
イヌビクを午後1時過ぎに出発です。暗いです。
なお、この日が極夜の最後の日で、翌日から少しずつ太陽が昇ってくるようでした。
行きと同様、ノーマンウェルズを経由しました。
イエローナイフへ向けて出発。
なんの脈絡もないですが、シートの肘掛けが笑っていました(え、そう見えない?)。
午後4時頃イエローナイフ着です。
隣に駐機していたエアカナダの機材。おそらく、噂の寒さに弱い機材(ボンバルディアCRJ900)。
翌朝、これと同じ機材でバンクーバーまで移動しました。欠航しなくてよかった(・∀・)
最後の宿はここに。ダウンタウンより少しだけ空港に近いでしょうか。
隣にスーパー、徒歩5分くらいで酒屋(←まだ飲むんかい)があります。
また、近くに湖があり、そこでのオーロラ観測も可能だろうと期待し、今回チョイスしました。
幸い最後の夜の天気は安定していそう。
仮眠を取った後、
調達したばかりのカップ面とビールで腹ごしらえ。
午後11時頃からホテル近くの湖(当然凍結している)でオーロラ観測開始しました。
以下、日付が変わる前後のオーロラです。
満月が近くなってきたため、かなり空が明るい!
イヌビクでの撮影に比べて、ISO感度を2段程度下げています。
市街地での撮影ということもありますが、月明かりの影響はやはり大きいですね。
しっかりオーロラを「見る」なら新月前後がベターでしょう。
オーロラを「撮る」場合、多少の月明かりは地上景を写し出してくれるので悪くはないかもしれません。
ただ、さすがに満月前後は明るすぎてオーロラ自体が写りにくくなってしまいます。
この日は午後10時頃からオーロラは強弱を繰り返しながら出ていましたが、午前1時を過ぎてからほとんど見えなくなりました。
午前2時頃に撤収しました。
イエローナイフではまだまだ粘りたい時間ではありますが。
-30度を下回る気温の中、これ以上の待機はしんどい。。
オーロラが出ていれば寒さを忘れられるのですけどね。
この寒さでカメラは液晶画面がもっさりするものの、きちんと動作してくれました。オーロラが出ていないときはカメラバッグに入れて、極力保温に努めました。
一方、レンズヒーターは1時間半くらいで動作不能になりました。保温しておいた別のバッテリーでも動かなかったので、バッテリー切れではなくレンズヒーター自体が動作不能かと。
以上、極寒下での撮影メモでした。
黒霧島(25%アルコール)は凍ります。
最初はキンキンに冷えてやがる!だったのですが、いつのまにかシャーベット状に(あ、割ってないですよ、ストレート黒霧島)。
今度はウイスキーにしておこう。
以上、極寒下でのアル中メモでした。どうでもいいですね。
翌日、イエローナイフからバンクーバーを経由して日本へ。
前述のとおり、イエローナイフからバンクーバーへのフライトは無事、飛んでくれました。
初日のログにも書きましたが、このバンクーバー〜イエローナイフ間の直行便、本当に冬季の欠航が多いので、旅程によほどの余裕がない限り避けたほうが無難です。心臓に悪い(・Д・)
あとは日本へ帰るのみです。
さよならカナダ!すぐに戻ってくる予定!
久々のインスタントではない、まともな食事。和食はおいしい。
一眠りした後も和食をいただきました。
なんか陸マイラーの「ビジネスクラス搭乗記」みたいですね。
日本が近づいてきました。
変わった地形が見えてきました。
千葉の犬吠埼の横を通過し、無事成田空港に到着です。
お疲れ様でした( ´Д`)y━・~~
これで今回のオーロラ観測のログを終わります。
初めてのカナダ・イヌビク、あまり天気に恵まれませんでした。
まぁ、それはオーロラ観測ではよくあること。
滞在そのものは快適でしたので(←酒が買えたからか?)、イヌビクには再訪したいと思っています。
次回予告です。
またカナダです。
毎年春はイエローナイフを訪問していますが、次回はその近隣の町を中心にオーロラ観測に臨む予定です。
ただ、カナダに入国できない事態になっているかもしれませんが。。
チャイナウイルス(゚Д゚)ゴルァ!!