ShuShark's Photolog

日々の撮影記。主にオーロラとカワセミ、たまに海。

オーロラ

2018-12/2019-01 グリーンランドでオーロラ観測 Day3(カンゲルルスアークからイルリサット)

投稿日:2019年1月23日 更新日:

グリーンランドでのオーロラ観測、旅の3日目のログです。

12月28日 フライト:羽田→関西→ヘルシンキ→コペンハーゲン
<コペンハーゲン泊>
12月29日 フライト:コペンハーゲン→カンゲルルスアーク(グリーンランド到着)
<カンゲルルスアーク泊>
12月30日(いまここ) フライト:カンゲルルスアーク→イルリサット
<イルリサット泊>
12月31日 <イルリサット泊>
1月1日 <イルリサット泊>
1月2日 フライト:イルリサット→カンゲルルスアーク
<カンゲルルスアーク泊>
1月3日 <カンゲルルスアーク泊>
1月4日 <カンゲルルスアーク泊>
1月5日 フライト:カンゲルルスアーク→コペンハーゲン
<コペンハーゲン泊>
1月6日-7日 フライト:コペンハーゲン→ヘルシンキ→関西→羽田

本日はイルリサットへ移動しました。

 

またチケットのお値段の話。

カンゲルルスアーク-イルリサット間は直行便で1時間弱のフライトです。往復で総額約3,200デンマーククローネ(DKK)でした。チケットを購入した2018年9月時点でのレート(1DKK = 約17.5円)で換算すると、5万円超。。

コペンハーゲン-カンゲルルスアーク間(約4時間で10万超)のチケットは、もしや超おトクなのでは、と思ってしまいます。

※これは複数都市滞在の別切りチケットのケースです。コペンハーゲン→カンゲルルスアーク(乗り継ぎ、24時間以内の滞在)→イルリサットであれば総額はもっと安いです。

 

こんな高額チケット払ってまでイルリサットまで行く必要があるのか?オーロラ観測なら晴天率の高いカンゲルルスアークにずっと滞在したほうがよいのでは?

と思うのはごもっとも(私も思います)で、

 

12月30日-1月1日の3日間、カンゲルルスアーク空港周辺の宿に空きが見つからず、どこかへ移動せざるを得なかった、というのが事実です。(でも結果としてイルリサットまで行ってよかった、と思っています。)

 

さて、旅行記に戻ります。

ホテルのチェックアウト時刻は10時です。フライトまでにはまだ時間がありましたので、昨日オーロラ観測した場所までお散歩。

20181230-kangerlussuaq-DSCF2340

日の出前の10時半頃。綺麗な朝焼けでした(コンデジ、XQ1で撮影)。昨日、初日から素晴らしいオーロラを見られたこともあり、清々しい気分でした。

 

イルリサットまでのフライトですが、直前にグリーンランド航空からお知らせがあり(コペンハーゲンに到着した日)↓

フライトが変更になりました。1時間遅れの出発で、イルリサットまで1時間半かかります。

 

当日のカンゲルルスアーク空港の出発状況。当初予定していたGL582(上から4番目)はキャンセルとなっていました(掲示を見る限り、イルリサットへの直行便はすべてキャンセル?)。

新たに割り当てられたGL534(下から4番目)はAasiaat行き、、え、どこですか?

 

別の町を経由してイルリサットまで行く便でした。フライト番号は変わらない経由便です。

ちなみに、グリーンランド島内を結ぶ便では保安検査はありません。通常制限されるペットボトルなども持ち込みできます。

 

ほぼ定刻に出発。すでに夕日が。といっても、この時期の北極圏、日が出ている時間はずっとこんな感じの空でした。

 

海の中に陸地?氷の塊?

 

40分ほどで経由地、Aasiaatに到着しました。

 

イルリサットと同様、海沿いの町のようです。

 

半分くらいの乗客がAasiaatで降りて、ほぼ同数がここで乗ってきました。小さい飛行機はほぼ満席でした。イルリサット行きが軒並みキャンセルになった影響があったのかもしれません。

もしくは、各フライトの予定乗客が少ないからキャンセルして、一つのフライトに乗客を集中させ、コストカットを図った?

 

30分もかからずにイルリサットに着きました。Aasiaatから直線距離で100km程度のようです。

 

午後3時頃ですが、もう夜の暗さでした。

 

空港には宿(Airbnb)のオーナーに迎えにきてもらいました。空港にはタクシー等は待機しておらず、市街地への移動はホテルのシャトルサービスの利用が一般的のようです。

 

空港から宿までは車で10分程度。道中、風で雪が舞っていました。やはり海沿いは風が強いです。

個人宅なので詳細な場所は出せませんが、だいたいこのあたり。海に面したロケーションが気に入って選びました。

 

もちろんキッチン付き。旅行中、いつもたいした料理は作りませんが、鍋でお湯を沸かすことができればかなり快適です。日本から持参した食材(レトルトカレー、パックご飯、うどん・そば)が食べられますので。

 

辺りは暗いですが、さすがにオーロラ観測には早いので、スーパーに買い出しへ。

最寄りのスーパーへ。

主にビール、ワイン目的だったのですが、酒コーナーにはカーテンがかかっていました。販売時間外なのだろうと思い、諦めました(このとき店員に聞いてみればよかった)。

 

仕方がないので、日本からのお供を消費です。

いつもの黒霧島。北極圏でのお湯割もまた格別。サーモスの保温力は素晴らしい。

 

 

さて、肝心のオーロラ観測です。

 

部屋にはテラスもあり、そこからのオーロラ観測を期待していたのですが、到着して方角をチェックしたところ、あいにくの真北。たいていのオーロラ観測地では北向きがベターなのですが、イルリサットはカンゲルルスアークよりさらに北に位置していますので、オーロラは南の空にでることが多いはず。

滞在した部屋の上の階のテラスであれば南側の空の眺望がありそうでしたので、上の階に住むオーナーに頼んで使わせてもらうことにしました。

 

とりあえずテラスに三脚を設置して、黒霧島お湯割を飲みながら待機です。ちょくちょく外に出て、空の状況をチェックしていました。

あいにくの曇り空ですが、星も見えなくはないので、それほど厚い雲ではないはず。

 

午後10時頃。本日は普通?の時間にオーロラさん登場です。

20181230-ilulissat-DSC_0165

やはり南の空からです。

 

20181230-ilulissat-DSC_0166

一気に強くなりました。

 

20181230-ilulissat-DSC_0169

手前の建物がオーナーのお住まいです。オーロラに被った。。

 

20181230-ilulissat-DSCF0720

オーロラは頭上へ移動!

 

20181230-ilulissat-DSCF0723

雲がかかっているのでボヤボヤですけど(lightroomで「かすみの除去」を強くかけています)、

 

20181230-ilulissat-DSCF0724

連日のブレークアップに満足です!

 

20181230-ilulissat-DSC_0190

そしてオーロラは北の空に移動しました。

 

20181230-ilulissat-DSC_0191

ブレークアップ後もしばらくは北の空を中心にオーロラは広がっていました。

日付が変わった頃に撤収しました。まだオーロラは出ていたのですが、やはり雲が多く、バスクリン写真をこれ以上増やしても仕方なかったので。。

 

先にも触れましたとおり、イルリサットでのオーロラは南に開けた場所でないと厳しいと思っていましたが、それは杞憂でした。やはり現地に来てみないとわからないものです。

 

 

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