2021年11月の西表島でのダイビングログ、後半です。
前半はこちらに。
2日目は北風が強く吹き、かなりシケる予報でした。
そのため、大きなお店の大きな船で乗り合いのダイビングとなりました。
船上は人が多くて(トネリコだと最大4名)なんだか落ち着きませんでしたが、安全のためには仕方ないですね。
2日目の1本目:サバ崎Gスポット(通算#297)
1本目のエントリー時はまだまだ静かな海でした。
スミレナガハナダイ。
オスがメスに盛んに求愛していました。
と、カメラの背部ディスプレイで画像を確認していて気付く。
ハウジング内に水滴あるような。。
ハウジング傾けてみて気付く。
めっちゃ水入ってる!!
がっつり水没(゚Д゚)
エントリー後15分程度でダイビング終了、先にエキジットさせてもらいました。
すでに波が高くなっていて、エキジット時はボートがかなり左右に揺られていました。
急いでハウジングを開けると、水がどばーっと出てくる(;ω;)
しかも持参したタオルでその水をすべて受け止めるという、泣きっ面に蜂( ;∀;)
ハウジングを水平にした状態で、底から1cmくらいのところまで海水が入っていました。
しかし、意外にもカメラとレンズに異常はなし!
(現在も数日ごとに動作チェックして異常ないので、塩害もなさそうです。)
ニコンのカメラの堅牢性が実証されました!?
2日目の2本目:ホワイトビーチ(通算#298)
カメラは無事であったものの、水没したハウジングを直後に使う気にはなれません。
水没の原因もはっきりしませんし。
以降、この日はコンデジ(ソニーRX100M5A)だけ持って潜りました。
ストロボなし、ワイドレンズ付き仕様です。
キンメモドキの群れ。
近い被写体ならライトでもなんとか色を出せました。
マクロ撮影はせず、ひたすら観察のダイビングでした。
2日目の3本目:ハナゴイの根(通算#299)
引き続き、一眼カメラのない、身軽なダイビング。
カクレクマノミ。
たまには水中でぼーっと漂うのも悪くないですね( ・∇・)
と言いつつ、オグロクロユリハゼがそこら中にいっぱいいたので、撮りたかったなぁと。。
水没したハウジングは、宿に戻ってからOリングをすべて外して乾かし、再度組み直しました。
水没の原因はやはり見当たらず。。
3日目の1本目:T’sエリア(通算#300)
汽水域です。
前日に水没したハウジングを恐る恐る水中に持っていきました。
とりあえず、浅場では問題なさそうなので、ダイビング継続(・∀・)
ハゼ科の1種-14(通称ホムラダマシ)。
なんだか大量に発生していたもようです。
ヒメダテハゼ。
相棒は、モンツキテッポウエビorコシジロテッポウエビかな?
ヤツシハゼのメス、だと思う。。
マツダとコモンとの見分けがいまだによくわかりません(;ω;)
ギンガハゼとホリモンツキテッポウエビ。
黄色いギンガハゼもいっぱいいました。
ヒメクロイトハゼ。
いつもペアで見かけますね。
3日目の2本目:アカハゲ(通算#301)
水深20m強のやや深場へ。
ハウジングへの浸水はなく、一安心でした。
ニチリンダテハゼの幼魚。
まだ2cmくらい!
小さくても背ビレは立派でした!
アカネハゼ。
こちらは10cmくらいと大きい、しかも寄っても全く動じない。。
ほとんどトリミングなしです。
オドリハゼ〜(・∀・)
このポイントでは初のオドリハゼ、自分で見つけた子!
ずっとストーカーしていると、生態がわかってきます。
ニシキオオメワラスボ。
小さいウミヘビかと思ったらハゼでした。
3日目の3本目:タコ崎・ひょっこり(ひょうたん)岩(通算#302)
最後は泥地で泥くさく。
着底、離底が雑だとあっという間に周囲モクモクです。
ヤノウキホシハゼ。
団地状態でしたが、全然寄れませんでした。
1匹が引っ込むと周囲の子たちもみんな引っ込む!
ウロコホオカギハゼ。
言いにくい。。
フタホシタカノハハゼ。
初日に見たのが黄変個体、こちらは通常個体(周囲の環境に合わせてやや黒め?)。
腹ビレが綺麗です!
シノビハゼ。
いい感じの地味具合いで締めです(・∀・)
ハウジングが水没した2日目はさておき、結局は終始ハゼばかりでした。
それはつまり、思い通りのダイビングができたということですね。
2021年は12月末に最後のダイビングを予定しています。
そして年間100本超えの見込み(゚Д゚)