2024年の年始にグリーンランドへオーロラ観測に行ってきました。
5年ぶりのグリーンランドです。
そのときのログはこちら(初日分)↓
5年前と同じく、グリーンランド西部のイルリサット(Ilulissat)とカンゲルルスアーク(Kangerlussuaq)に滞在して、オーロラの出現を待ちました。
待ちました。。
その結果。。
まぁ、現地に9泊したログを1つにまとめている程度の成果なので、お察しくださいm(_ _)m
東京(羽田)からヘルシンキ経由でコペンハーゲンへ
グリーンランドへ行くには、基本的に本国のデンマークからアクセスすることになります。
北欧方面では毎度のことですが、まずはフィンランドのヘルシンキへ飛びました。
往復ビジネス、当然特典航空券です。
そろそろマイルの有効期限がギリギリになってきました。。
相変わらずロシア上空を通過できないので、北極ルート。
フライトの時間帯的には機内からのオーロラ期待大!
見れることは見れたのですが、あまりはっきりとは出ていませんでした。
客室乗務員の方によると、私の座席側(右側、北米側)より反対側(左側、ロシア側)のほうがオーロラはっきり出ていたみたいです( ;∀;)
ヘルシンキまであと1時間少々というところで、前回(2023年9月)のオーロラ観測地の上空を通過しました。
予定通りにヘルシンキ到着。
コペンハーゲンへのフライトもほぼ予定通りでした。
機内にワイヤレスイヤホンのケース(充電器)忘れたけど(゚Д゚)
コペンハーゲン空港に隣接したホテルで1泊です。
空港に隣接したホテルは2軒あり、安かったコンフォートホテルにしました。
安いと言っても2万円超えですが。。
しかし、部屋の備品(アメニティっていう?)が全然ないです。
クラリオンホテルのほうがおすすめです。
バカ高いことも多いですが!
コペンハーゲンからグリーンランド・イルリサットへ
翌日、グリーンランドへ飛びました。
5年前のログ↓にも書きましたが、高いフライト料金がさらに円安で。。
コペンハーゲン=グリーンランド(カンゲルルスアーク)で約4時間かかるので、フライト料金自体はまぁ仕方ないかと。
今回、手荷物超過料金として約8万円(全旅程分)払いました(゚Д゚)
普通席チケットは20kgまで手荷物無料なのですが、私の手荷物は撮影器材やらなんやらで45kg(スーツケース2個)ありました。。
これでも事前のweb割引料金であり、当日空港で支払う場合はもっと取られます!
制限エリアに入り、朝からカールスバーグ(デンマークのビール)。
ペットボトルの水だけ買うのは申し訳ないので仕方なく(本当です)。
ヤニカス情報:コペンハーゲン空港には制限エリアなのに屋外喫煙所があります( ´Д`)y━・~~
5年ぶりの赤い機体とご対面!
ていうか、雨風激しい。。
前日も空港から一歩外に出た瞬間吹っ飛ばされそうになりました。
そんな嵐のような天候でしたが、フライトには影響なく一安心でした。
上述のとおり、カンゲルルスアークまでは約4時間のフライトです。
離陸してしばらくすると、機内食の時間。
これ↑全部無料。
グリーンランド航空のドリンクサービスは相変わらず太っ腹です。
フライト料金考えれば当然か!?
ドリンクは一人につき3本のノルマがあるっぽい?
ワインx2とお水をいただきました。
着陸前にも追加でコーヒーいただいた気もします。
白い大地が見えてきました。
経由地のカンゲルルスアークに到着です。
東京から30時間以上かかって、ようやくグリーンランド上陸です。
日本との時差が11時間(少し前までは12時間だった)あるので、北半球ではほぼ日本の真裏です。
続けてイルリサットへ向かいました。
島内の飛行機は皆プロペラ機です。
5年前と異なり、自由席ではなくチェックイン時に座席指定されていました。
ガラガラだったのでどこに座ってもよさそうでしたが。
イルリサットが近づくと、名物の氷山が見えてきました。
カンゲルルスアーク=イルリサットのフライトは約50分です。
イルリサットに到着です。
空港には宿のスタッフが迎えに来てくれました(遅かったけど)。
イルリサットの中心部にあるアパートメントタイプの宿です。
そうは見えませんが、1泊約3万円です。。
5泊したので合計。。
当初もっと安い宿を予約していたのですが、その宿がリノベーション工事につき泊まれなくなり。。
まぁ、イルリサットを含むグリーンランドでは平均的な相場の範囲内かもしれません。
とにかく、諸々高いです( ;∀;)
オーロラ観測@イルリサット 初日
到着早々、ロケハンに出かけました。
イルリサットにはレンタカーない(はず)ので、徒歩で行ける範囲です。
イルリサットの港と街の上空を舞うオーロラを撮りたいと、この数年ずっと思っていました。
でも港の灯り、もしかして明るすぎる??
理想からは外れてしまうけれど、港の灯りが直接届かなそうな場所もロケハン。
後は夜になるのを待つのみ。
天気も問題なさそうでした。
が。
街灯明るすぎた\(^o^)/
露出をかなり下げないと真っ白に飛んでしまいます。
これではオーロラはほとんど写りません。。
街灯の明るさなど容易に想像できただろうに、痛恨のミス。
いったい何年オーロラ&星を撮っているのか!
自分をぶん殴りたくなりました(思っただけです)。
まだ早い時間帯でしたので、気を取り直して別の場所へ。
宿から徒歩の範囲内で、街灯の影響が避けられる場所はなかったのですが。。
以下、なんとか撮れたこの日のオーロラです。
街灯の明かりが直接入っていない写真(入るとフレア・白飛びがやばい)を採用したので、似たような方角の写真が多くなっています。
全天写真です。
街灯が下のほう(南から南東のあたり)に写ってます。
この時期で天気がよければ-20度前後になることが多いのですが、この日は気温高めでした。
そして、翌日以降の天気が不穏な気配。。
オーロラ観測@イルリサット 2日目以降
即オチですが、、2日目からの4日間は全く晴れず、オーロラ見られませんでした(2日目にごくわずかだけ)。
シンシンと降る雪。
明らかに曇天でも、毎夜機材担いで出かけたのですが、残念。
ということで、イルリサットでのオーロラは5日間のうち1日のみ。
コスパが(゚Д゚)
イルリサットからカンゲルルスアークへ
希望を捨てずにカンゲルルスアークへ向かいました(戻りました)。
このフライトは私を入れて3人しか乗っていませんでした(^_^;)
5年前と同じ、空港直結のホテルに泊まりました。
3泊合計で4,725DKK、2024年1月のレートで1DKK=約21円だから、、(現実逃避)。
バス・トイレ共用でよければ、隣のポーラーロッジのほうがずっと安いです。
5年前からの進化もありまして、部屋にポットが付いて、無料のwifiも使えるようになっていました(進化?)。
オーロラ観測@カンゲルルスアーク
また即オチですが。。
3日間、ずっと曇ってました。。
夕日が綺麗な日もありました(遠い目)。
毎晩、屋外での雲見酒にはちょうどよい気温でした。
結局、カンゲルルスアークでは1枚もシャッター切りませんでした。
コスパァ(゚Д゚)!
帰国の途
何か大きな負債をかかえた気分で帰国の途につきました。
この赤い機体を見てワクワクしていた頃が懐かしい。。
翼に融雪剤を散布してからコペンハーゲンへ出発。
行きと同じく、コペンハーゲン空港近くで1泊しました。
帰りはクラリオンホテルにしました。
翌日、フィンエアーでヘルシンキへ。
そしてJALで東京・羽田へ。
ここでも融雪剤を浴びてから出発でした。
約13時間のフライトを経て、無事日本へ戻りました。
現地9日間の滞在のうち、1日しかオーロラ見られないという、コスパの悪いグリーンランドへの旅でした( ;∀;)
5年前の旅では素晴らしいオーロラが見られたので、今回は運が悪かっただけと思いたい。。
コスパのトラウマ?を克服できたら、またグリーンランドへの旅を計画するつもりです!