グリーンランドでのオーロラ観測、旅の6日目のログです。
12月28日 | フライト:羽田→関西→ヘルシンキ→コペンハーゲン <コペンハーゲン泊> |
12月29日 | フライト:コペンハーゲン→カンゲルルスアーク(グリーンランド到着) <カンゲルルスアーク泊> |
12月30日 | フライト:カンゲルルスアーク→イルリサット <イルリサット泊> |
12月31日 | <イルリサット泊> |
1月1日 | <イルリサット泊> |
1月2日(いまここ) | フライト:イルリサット→カンゲルルスアーク <カンゲルルスアーク泊> |
1月3日 | <カンゲルルスアーク泊> |
1月4日 | <カンゲルルスアーク泊> |
1月5日 | フライト:カンゲルルスアーク→コペンハーゲン <コペンハーゲン泊> |
1月6日-7日 | フライト:コペンハーゲン→ヘルシンキ→関西→羽田 |
本日はイルリサットからカンゲルルスアークに戻ります。
9時半頃に宿のオーナーに空港まで送ってもらいました。
小さなイルリサット空港ですが、たまたまフライト時間が重なったのか、チェックインはちょっと並びました。
私の順番になってパスポートを預けると、何やら不穏な感じ。。
よく聞き取れない英語(一応米国駐在してます!)で説明され、荷物にネームタグだけ付けられ、「荷物はそこの事務所に置いといて」と言われたので、従いました。この時点では搭乗券は発券されませんでした。
事務所で改めて状況を聞くと、使用予定の飛行機にトラブル発生とのこと。
真ん中のGL573が私の搭乗予定の飛行機です。ステータスに「Info」とはありますが、キャンセルにはなっていないようです。
1時間後(10時半頃)、
GL573、キャンセルになりました。あうっ。
事務所に駆け込んで、「代替便はないの?」と聞いたら、「この後のカンゲルルスアークまでのフライトはあいにく満席。でも、今なんとか調整中。」まじですか。。
最悪のケース、本日中にイルリサットを出られなかったときには、宿のオーナーに連絡してもう1泊させてもらおうと考えて待ちました。
約1時間後(11時半過ぎ)、事務所から他の乗客の荷物がチェックインカウンターに。私の荷物も同様に出てきました。
チェックインカウンターに行ってみると、
GL513(写真の真ん中)の便の搭乗券を渡されました。よかった!
って、本日は満席じゃなかったのかい(`・ω・´)
とりあえず、カンゲルルスアークまで本日中に戻れそうですので、ひと安心。
ようやくイルリサットにサヨナラです。
今回、3日間のうち、オーロラ観測できたのは初日だけでしたが、無駄にロケハンはいっぱいしましたので、いつかの次回に期待したいです。
サヨナラしたとたんに、GL513遅延。。結局、イルリサット空港で約4時間過ごしました。
午後2時前に無事搭乗。氷点下でもおしゃぶりを離さない(写真右)、たくましい赤ちゃんです。
午後3時頃、無事にカンゲルルスアーク到着。
グリーンランド初日と同じく、Hotel Kangerlussuaqにチェックインしました。
イルリサットでのフライト遅延でいらいらにつき、
そろそろ酒(ビールかワイン、黒霧島はもういい、というかもうない)が飲みたいんじゃぁー!!ということで、
さっそく、空港前のスーパーへ。
Googleマップには表示されないです。ここに限らず、カンゲルルスアーク周辺のGoogleマップは灰色に染まっています。Googleも興味ない僻地、ということでしょうか。
で、酒コーナーには、イルリサットでよく見たカーテンが掛かっている。。
売っている雰囲気ではなかったので、またもや諦めました。翌日、これは私の勘違いだった(おそらく)と気付くのですが。
仕方がないので、ホテルのカフェテリアでビールとワインを買い漁りました。高いけど。。海外のホテルでのミニバー(部屋の冷蔵庫に用意されている酒類)を想像していただければ。
アル中の醜態はこのくらいにして、今宵の綺麗なオーロラを。
カンゲルルスアーク初日の経験を踏まえ、早めの夕食を済ませ、ホテルの部屋で空の状況を確認します。天気予報はあいにくの曇りだったのですが、午後8時を過ぎると幸い、星が見えてきました!
ゆとりを持って、空港の光の影響が少ないところまで移動、、と思ったら、あっという間にオーロラさん強くなってくる!
本日はオーロラ写真多めでお送りします!
やはり南の空からオーロラは広がってきます。
そして、頭上で弾ける!
魚眼でブレークアップを捉えたつもりが、前回のイエローナイフと同様、また一番明るい、綺麗な部分が切れてしまいました。。
今回カメラは3台持って行ったのですが、三脚は2台+ミニ三脚(マンフロットのPIXI)のみでした。嵩張るので。魚眼のカメラにはミニ三脚を使っていたので、これより上に向けるとバランスが危うかった、という言いわけ。
しかし、無駄に3台カメラがあるわけで、
広角10mm(APS-C)で撮影。なんとかブレークアップの中心部分が撮れました。慌てて上に向けたのでこれはブレちゃいましたけど。
空が避け(break)、光が噴き出す様に見えることから、「ブレークアップ」と呼ぶようになったみたいです。
この天空から噴き出す光を中心に魚眼レンズで撮りたいのですが、これまでは失敗続き。成功するまで私は北の大地へ通い続けます。でも、成功しても通い続けるでしょう。
全天がオーロラの光で覆われる感覚は、写真では味わうことはできませんから。
この後もまだまだ続きます!
北西の空です。
北東の空です。
↑最後の2枚は赤外線フィルター改造のD5500。オーロラ上部の赤色がいい感じに写ります。
そして南の空です。
本日は1時間ほど、オーロラさんは東西南北を自由に舞ってくれました。
オーロラの強さで言えば、カンゲルルスアーク初日ほどではないものの、空のあらゆる方角でオーロラが出続けました。
カメラの操作で忙しく、「もういい、(カメラバッグに忍ばせた)ワイン飲ませてくれ!」と思うほどでした。
ちなみに、-10~20度ではビールはすぐに凍ってしまいますのでご注意を。どうでもいいアル中情報でした。